美里自然学校は 、自然豊かな美里町の様々な資源を素材に、キャンプや農業体験、世代・地域を越えた交流活動等をとおして、子どもたちの豊かな感性や生きる力を育むことを目的とした自然学校です。
大切にしている価値観は「原体験」。川の水の冷たさを肌で感じる、たき火の暖かさを知る、雨上がりの森や土の香りを吸い込む、旬の食材を味わう。「さわる」、「におう」、「味わう」体験を重視する「原体験」は、「生きる力」を育むためにとても大切だと言われています。自然とふれあう機会が少なくなっている現代だからこそ、たくさんの豊かな「原体験」を子どもたちへ伝えたいと思っています。
旧中央町立中央南小学校の校舎を活用した体験型の宿泊施設「元気の森かじか」を拠点に2011年より活動しています。夏には「川あそび」や「カヌー」、「田植え」、「茶摘み」秋には「収穫」や「自然散策」 冬には「たき火料理」や「田舎暮らし体験」など、季節に応じて様々な活動を行っています。美里町内外の様々な方の協力のもと、活動の運営が行われてきました。
●宿泊体験施設 美里町やすらぎ交流体験施設「元気の森かじか」オープン(2004)
「元気の森かじか」の事業の1つとして美里自然学校がスタート
●森のようちえん もくもく(2011~)
未就学児とその保護者を対象とした自然体験活動
●森のがっこう(2011~)
主に小学生を対象とした宿泊を伴う野外活動
●木育広場(2015~)
幼稚園や保育園、各種イベントなど地元の木を活用した体験活動の提供
●くまもと環境賞「奨励賞」を受賞(2020)